HSBC || 休眠口座の取扱いに関する変更
先日、HSBCシンガポールから下記のレターが届きました。口座の休眠状態に関するお知らせです。赤字でImportant! と記載があるので内容が気になった方もいらっしゃるかと思います。
要点を整理します。
- 2019年8月25日以降、直近24ヶ月間において、保有する預金口座・クレジットカード・個人ローンの取引が一度もない場合、全ての口座が休眠扱いとなります。
- 取引とは、預金口座の場合は入金もしくは出金、クレジットカードの場合はカード利用を指します。これらいずれかの取引が24ヶ月以内に一度でもあれば、口座は休眠状態とはなりません。(入金が一度でもあれば出金やクレジットカード利用がなくとも休眠にはなりません。何かしらの取引が一度でもあれば大丈夫です)
- 休眠状態となった口座の解除には、本人確認書類(パスポート)と現住所確認書類を用意し、HSBCシンガポールの支店に出向いて手続きを行う必要があります。
以前は12ヶ月以上取引のない口座が休眠状態となっていましたから、24ヶ月への変更はシンガポール国外居住者にとっては有難い話ではあります。一方で、休眠状態となってしまうとその解除手続きにはシンガポールの窓口への来店が必要になりますから、たまには口座間の資金移動を行うなどして休眠状態を防ぐようにするべきかもしれません。ちなみに、SGDの当座預金口座からSGDマルチカレンシー預金口座への資金移動でも取引とみなされるようです。