HSBC || 住所・電話番号・Eメールアドレス変更 (2/2)
前回の続きです。
まず、HSBCのウェブサイトからダウンロードした書類は添付画像のとおりで、1ページと2ページ目が記入箇所、3ページ目が返信用封筒となっています。
(1ページ目)
(2ページ目)
(3ページ目)
前回とも重複しますが、ダウンロードしたファイルはブラウザの新規タブで開かれることが殆どかと思います。それを一旦デスクトップ等に保存し、その後Adobeで開くことで、サイン箇所以外は直接タイプすることが可能です。
それでは、まず1ページ目から順に説明していきます。
My Personal Details (mandatory section)
重要:この欄は全て記入必須項目ですので、くれぐれも漏れのないように記入してください。全て、現在HSBCに登録されているパスポート(シンガポール人及び永住権保持者はNRIC)に記載のとおりに記入します。この欄に漏れがあるとHSBCのオペレーションにて口座の特定ができず、結果として依頼自体が受け付けられない可能性があります。
- Full name (as in NRIC/Passport)の右、該当する敬称を選択
- Last Name(姓をローマ字で記入)
- First/Given Name(名をローマ字で記入)
- Existing NRIC/Passport No. (現在HSBCに登録されているパスポート番号、シンガポール人及び永住権保持者はNRICを記入)
1. I would like to update (mandatory section)
こちらの欄も選択必須です。登録情報の変更を希望する対象口座を選択します。
HSBCシンガポールにて、ご自身の名義で保有する全ての口座・サービスに関連する登録情報の変更を希望する場合は、ALLから始まる一番初めの項目にチェックを入れます。
クレジットカードのみ変更希望する場合には2番目の項目にチェックを入れ、クレジットカード番号を記入します。
HSBCシンガポールで保険に加入している方で、保険の登録情報を変更する場合には3番目の項目にチェックを入れます。チェックが入っていない場合は、保有する全ての口座の登録情報が変更されます。
以上が1ページ目における記入必須項目です。ここから下の項目は、変更箇所のみ記入してください。登録内容に変更がない項目については記入の必要はありません。
2. My new personal particulars
氏名、本人確認書類(ID)、国籍変更がある場合に記入する項目です。
- New/Other Name: 新しい氏名をID表記どおりに記入。
- New Identification Type: ID変更がある場合、登録するIDの種類を選択。
NRIC: シンガポール市民・永住者用ID、Passport: パスポート、Malaysian IC: マレーシア人のIDです。 - New NRIC/Passport No.: 新しいID番号を記入。
- New FIN No.: (シンガポールに居住する外国人のみ)Employment PassやDependent Pass等、シンガポール政府発行のID番号を記入。
- Nationality(ies): 国籍に変更がある場合、保持する全ての国籍を記入。
※氏名変更の場合はその事実を証明するdeed pollや結婚証明書(いずれも英文)の提出が必要です。原本認証の要否については、HSBCの担当者へご確認ください。
※パスポート等本人確認書類の変更の場合、新旧本人確認書類のコピーの提出が必要です。また、パスポートのコピーにパスポートと同じサインを記入してください。パスポートとHSBCに登録するサインが異なる場合には、HSBCに登録するサインもあわせてパスポートコピー上に記入してください。
重要:氏名変更、本人確認書類の変更については郵送で受付不可の場合もありますので、提出前にHSBCの担当者へご確認されることをお勧めします。
3. My new contact details
連絡先(電話番号及びEメールアドレス)の変更欄です。
- Mobile No.: 新しく登録する携帯電話番号を記入。
- Home No.: 新しく登録する自宅電話番号を記入。
- Office No.: 新しく登録する勤務先電話番号を記入。
- Email Address: 新しく登録するEメールアドレスを全て大文字で記入。
重要:電話番号のフォーマットは国番号をCountry code欄に記入し、市外局番の頭の0(ゼロ)を除く電話番号をArea code & Telephone numbers欄にハイフンを含めずに記入します。うっかり市外局番の頭の0(ゼロ)を書いたままでも電話番号の登録自体は進められますが、携帯電話番号でこれをやってしまうとHSBCからのSMSを受信することができませんので、市外局番の頭の0(ゼロ)を省くことは忘れずにお願いします。尚、日本以外の国ですと市外局番の頭がゼロ以外の国もあります(シンガポールや香港がそうです)。そういった場合はこの話には該当しません。
例:日本の携帯電話番号が09012345678 の場合、記入例は上記画像の通りです。ご存知のとおり、日本の国番号は81です。
4. My new address details
住所変更欄です。
- New Residential Address: 新しい居住(自宅)住所を記入します。以下は(架空住所です)東京都千代田区丸の内1−2−3−3012号の英語表記例です。
Country欄は国名、Postal Code欄は郵便番号、At this address since欄には新住所の居住開始日を日・月・年のフォーマットで記入します。 - Permanent Address: 永住地に変更がある場合のみ記入します。居住住所と同一であれば記入の必要はありません。
- New Mailing Address (Please select one): 郵送物送付先住所の指定欄です。住所変更に伴い、郵送物送付先も変更する場合に選択します。この欄の選択、もしくはif your mailing address differs from Permanent/Residential Work address, please specify below欄への記入がない場合は、郵送物送付先住所の変更はされません。
- New Residential Address: New Residential Address欄に記載の新居住住所
- Permanet Address: Permanet Address欄に記載の新永住地の住所
- Work: 勤務先住所(既に勤務先住所の登録があり、そちらへ郵送物送付先住所を変更する場合、もしくは2ページ目・5. My new employment detailsに記入する勤務先住所への変更を希望する場合のみチェック。
- If your mailing address differs from Permanent/Residential Work address, please specify below: 郵送物送付先住所として上記以外の住所を指定する場合、その住所を記入
- 重要:右下、Customer's initials欄はイニシャル記入欄です。ご自身のイニシャル、もしくはサインを記入します。Principal欄へ記入してください。もし共同名義口座の変更依頼の場合で、かつ2ページ目のSignature of joint account holder欄に共同名義人もサインをする場合、こちらのJoint欄にも共同名義人のイニシャル(もしくはサイン)を記入してください。
以上が表の1ページ目の説明でした。
続いて、2ページ目に移ります。
5. My new employement details
勤務先が変更になった場合に記入します。
- Empoyment status: 該当の雇用状況を選択します。会社員であればEmployed Staffとなります。
- Employer/Business name: 会社名を英語表記で記入。
- Industry Type/Nature of Business: 業種を記入。
- Occupation: 職種をプルダウンより選択。
- Job Title: 役職名を英語で記入。
- Length of service: 勤続期間を年・月のフォーマットで記入。(下の画像は0年2ヶ月)
- Annual Income (SGD): 年収をSGD換算で記入。
- Work Address: 勤務先住所を記入。Postal Code欄にJAPANと書いてますがこの欄には郵便番号を記入します。
では、いよいよ最後です。
6. Customer Declaration
署名欄です。
- Signature of principal account holder欄に登録のサインをし、
- Date欄に記入した日付を日・月・年のフォーマットで記入します。
共同名義口座の変更依頼の場合で、かつ共同名義人もこの書類にサインをする場合、Signature of joint account holder欄に共同名義人のサイン、Date欄に記入した日付(principal account holderと同じ日付としてください)、Name欄に共同名義人の氏名を英語表記で記入してください。
書類の記入は以上です。お疲れ様でした。
書類をHSBCへ送付する際には、PDF3ページ目の受取人払いの返信用封筒を使うことで、海外からでも切手不要で送ることができます(海外から送付する場合、HSBCウェブサイトにて必ずupdate personal particulars and contact details from (overseas) (PDF) をダウンロードしてください。(overseas)と記載がないPDFに添付の返信用封筒はシンガポール国内からの送付用で、海外から送付することはできません。
HSBCの担当者へ直接送付する場合は返信用封筒は使用せず、直接担当者の支店住所宛に送付してください。
郵送物の紛失がご心配でしたら、国際書留で送ることをお勧めします。数百円の出費で、日本国内同様に郵送物の追跡が可能です。
尚、変更内容によっては担当者から内容確認のため、電話での連絡が入る場合があります。