HSBC || 口座の休眠状態解除依頼方法 (1/2)

今回は口座の休眠状態解除依頼方法について取り上げます。

HSBC香港の場合、休眠状態の解除はパスポート持参のうえ窓口で行う必要があります。これはシンガポールも同様ですが、シンガポールでは窓口以外のチャネルも設けられています。それは、インターネットバンキング上からと書類による依頼方法の２つです。 

1. インターネットバンキング

前提として、インターネットバンキングで依頼ができるのは、休眠状態となってから1年以内の場合のみです。休眠状態となってから1年以上経過するとunclaimed状態となり、インターネットバンキング上では手続きできません。窓口か依頼書でのみ、手続きが可能です。

2. 解除依頼書

現時点では、必要書類を以下のリンクからダウンロードできます。リンクが無効になっている場合、担当者に連絡して書類をメールで送ってもらいましょう。

http://www.hsbc.com.sg/1/PA_ES_Content_Mgmt/content/singapore/globalstandards/account_activation_form.pdf  
（2019年6月時点でHSBCのウェブサイト上では見当たりませんでした。担当者がいる場合には、最新の書類を送ってもらったほうが無難です）

では詳細に入ります。

1. インターネットバンキング

www.hsbc.com.sgよりインターネットバンキングにログインし、左側のSecure messagesをクリックします。

次に、Send us a messageをクリックし、

What is your message about? よりBanking servicesを選択します。

続けて、Your message欄に、口座の休眠状態を解除する旨の依頼文を記入します。

入力後、画面右下のSendボタンをクリックすることでメッセージが送信されます。次の画面でAcknowledgementの表示が出れば終了です。

HSBCにてメール受信後、手続き完了までに最低2, 3営業日はかかるようですから、4, 5日後にでもインターネットバンキングにログインして解除手続きが完了しているか確認しましょう。何も返答がない場合には再度メールを送ることをお勧めします。

休眠状態の解除には、HSBCのオペレーションにて該当する口座に1通貨単位を入金・出金することで完了するため、その取引内容が取引内容を確認するページで確認できれば大丈夫です。あわせて、インターネットバンキングのContact Centreにも休眠状態の解除手続きが完了した、という内容のメールが送られてきます。

書類での依頼方法については次回取り上げます。